partIII

VALKYRIE VF-1A Angel Birds 1/72
3段可変型戦闘機・バルキリーである。
本カラーリングは、統合宇宙軍特殊戦術戦技研究班(エンジェルバーズ)仕様である。
エンジェルバーズは当初、バルキリー・スカル大隊の有志によって編成され、
マクロス進宙式典(TV第1話参照)で、アクロバット飛行を演じた。
機体はVF-1シリーズの標準機であるVF-1Aタイプを使用、
ボディは青・赤・白の鮮やかなトリコロールカラーでまとめられている。
今回は、アクリル系のマイカブルー、マイカレッドそしてパールホワイトを使用し、
よりシャープなメタリックイメージを追及した。
なお、キットはハセガワ製の1/72であるが、航空機キットに定評のあるハセガワが
初めて実在機以外のモデルを商品化したことで話題になった逸品である。
変形こそできないが、機首から尾翼の先端に至るまで、バルキリーファイターの
流れるようなシルエットを余すところなく再現した秀作であるといえよう。



MS07B グフ"Gold Finger"  マスターグレード1/100
いわゆる高機動型のB-3になる以前の初期型であるが、随所にカスタマイズが施されている。
Gold Fingerとのコードで呼ばれる所以となった左手の5連装マシンガンは、指先に金色のバレルが覗く。
今回は、全身塗装を漆調ブラックとゴールドに統一し、各種動力パイプをはじめ、
両肩のロングスパイク先端にも、真鍮メッキパーツを使用している。
機体番号が99番なのは、ちょっとしたあれである。1234,Go!Go!Go!!


F15-Eagle 1/72
ごくたまに、ジャンル違いを作ったりすることもある。
F15は、「TOP GUN」の自衛隊版という「ベストガイ(織田裕二主演)」を見てから好きになった機体である。
その映画ではF15のパイロットのことを「イーグル・ドライバー」と呼んでいて、それに感化されて
会社PCの運転手を「PCドライバー」などと自称したりしたものである。(余談)
ところで今回は、迷彩を施すのが、なんか気が進まなかったので、ほとんど素組みで作った。
イーグルのカッコイイところは、そのシルエットなのである。
2枚の垂直尾翼や主翼と水平尾翼の織り成す直線的・攻撃的なフォルムがいい。
キットに落とす影に、その真髄があるのだ。



01.08.30.up