ガンダムコレクション,ガンコレ,GundamCollection


ガンダムコレクション大全集

DX 7



2008年9月22日発売
1個302円(税抜)
ガンダムコレクションDX6が発売されたのが2007年1月、それに先立つ06年11月にNEO5が発売されているが、どうやらNEO5でシリーズは終了らしい・・・との噂も聞こえてきており、その後08年中に発売されたのは総集編的なCOMPLEXとOOオンリーのシリーズであったこともあり「ガンコレは終わった」との雰囲気が強くなっていた。しかし新作「ガンダムUC」の流れを受けてDXシリーズ第7弾が08年9月リリースとの報があったときには、ガンコレファンが色めき立ったものだった。
だがDX7がいざ発売となってみると、あれ?なんか今までと違う・・・。これまで1シリーズあたり15種前後のアイテムがラインナップされていたのに、DX7ではたったの5種?しかも同種のバリエーションは各2つのみ。それなのに1カートン108箱編成は変わらないということは・・・ダブリアイテムが大量に発生するということである。これはどうしたことか?!
ガンコレファンの中にしこりの残る違和感が生まれた瞬間であった。
AX7 ユニコーンガンダム(ユニコーンモード) DX7 ガンダムTR-6[アドバンスド・ウーンドウォート]
BX7  Hi-νガンダム EX7 真武者頑駄無
CX7 ガンダムアヴァランチエクシア ※機体名をクリックするとページ内でジャンプします
 AX7 RX-0 ユニコーンガンダム(ユニコーンモード) 
[機体解説]
■[全高]19.7m/[全備重量]23.7t
地球連邦軍の「UC計画」と呼ばれる極秘プロジェクトの下、AE(アナハイム・エレクトロニクス)社で開発された試作MS。全身のムーバブル・フレームにサイコ・フレームを採用しており、機体追従性は極めて高い。特殊なOS「La+(ラプラス)プログラム」と「NT-D」と呼ばれるシステムが組み込まれている。主な武装は、1発で通常のビーム・ライフル4発分相当の威力を発揮する「ビーム・マグナム」やハイパー・バズーカなど比較的オーソドックスな武装を有する。宇宙世紀0096年、工業用コロニー<インダストリアル7>に住むバナージ・リンクスはザビ家の末裔ミネバ・ラオ・ザビとの出会いからネオ・ジオン軍残党と地球連邦軍の間に起きた「ラプラスの箱」を巡る戦乱に巻き込まれ、ユニコーンガンダムのパイロットとなった。
[メモ]
DX7シリーズから初登場はユニコーンガンダム。主人公機RX-0のノーマル状態であるユニコーンモードでのガンコレ化となった。名前どおり一本角のMSは全身純白
(つま先とランドセルのみブルーではあるが)。劇中では陰影のついた重厚な演出をされていたが、立体化となると物足りなくもある。プラモデルならMAX塗り等でグラデーションをかけようもあるのだが・・・。そして今回はデストロイモードはまだおあずけとあって、次回シリーズへの期待が煽られていた。
AX7ユニコーンGはビーム・マグナム装備とハイパー・バズーカ装備の2種類がアソートされている。
 ビーム・マグナム  レア度★★☆☆☆
 □ ハイパー・バズーカ  レア度★☆☆☆☆
 BX7 RX-93-ν2 Hi-νガンダム 
[機体解説]
■[全高]20m/[全備重量]27.9t
“RX-93”という型式番号は、かねてより地球連邦軍とAE(アナハイム・エレクトロニクス)社が開発を進めていた次世代試作機の仮称コードとして使われていたものを、建造の途中でアムロ・レイ大尉による独自の設計案が盛り込まれ、末尾に“-ν2”が付加された。基礎構造は一部を除き標準的な機体を予定して試作されたが、NT専用機への仕様変更に伴い、バイオ・センサーやインコムデバイスの技術なども使用された。Hi-νガンダムに装備された主兵装“フィン・ファンネル”は、MSが単体として携行できる武装としても屈指の威力を持つ攻防一体の武装である。その意匠は連邦軍MSの原点に立ち帰ったようにベーシックでありながら、非常に先鋭的で繊細な技術が使われている。ある意味で、非常に危ういバランスの上に成立していた機体でもあったのである。
[メモ]
Hi-νガンダムの初出は小説「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」とされ、以降いくつかの設定が乱立していた時期もあったが、BX7としてガンコレ化されたのは前年に発売されたガンプラMG版Hi-νガンダムをベースとしたディテールやカラーリングのタイプである。初のMG化に当たりνガンダムの元デザインを手がけた出渕裕氏によるリデザインが施され、カラーも青/白のスプリッター塗装が採用されている。バンダイ公式によればベルトーチカ版のνガンダムをHi-νガンダムというとされるが、ホビージャパン等の他説によれば急造だったνガンダムの発展型とする解釈もあったようだ。これは様々な媒体での企画が乱立していたためとされているが、どれも否定はされていない。Hi-νガンダムは自由だ!
BX7はビーム・ライフル装備とニュー・ハイパー・バズーカ装備の武装違い2種が存在する。
 ビーム・ライフル  レア度★☆☆☆☆
 ニュー・ハイパー・バズーカ  レア度★☆☆☆☆
 CX7 GN-001/hs-A01 ガンダムアヴァランチエクシア 
[機体解説]
■[頭頂高]18.3m/[本体重量]62.1t
西暦2307年、突如世界に現れたMS「ガンダム」はそれまでのMSに比べ数百年先を行く技術が投入されたMSである。「アヴァランチエクシア」と呼ばれるこの機体は「GN-001 ガンダムエクシア」の特殊装備タイプである。「アヴァランチ(雪崩)」と呼ばれるこの装備は、ガンダムに対して航空機並の高機動性を付加する装備として設計された。機体各部にGN粒子コンデンサーを装備し、蓄えたGN粒子を一気に放出する事で、通常時を大きく上回る運動性を発揮できる。しかし、出撃前からコンデンサーにGN粒子をチャージする必要があり、急な任務には使用できなかった。また稼働時間が非常に短いという運用上の制約もあり、運用された姿を目撃した者は少ない。
[メモ]
アヴァランチ=雪崩という名称は、進路上の敵機を一瞬で駆逐するという意味でつけられた。ただしそのために消費するGN粒子を事前チャージする必要があるほか、爆発的な機動力を得られる時間は10分程度に過ぎない。エネルギー全消費後はアヴァランチユニットをパージしてガンダムエクシアとして活動は可能である。
CX7は主武装としてGNソードを装備した状態のものと、全武装を収納状態にしたものの2種がある。ちなみに収納している兵装は、GNソードのほか、GNビームサーベル、GNビームダガー、GNロングブレイド、GNショートブレイド等がある。
 GNソード  レア度★☆☆☆☆
 収納状態  レア度★☆☆☆☆
 DX7 RX-124 ガンダムTR-6[アドバンスド・ウーンドウォート] 
[機体解説]
■[全高]不明/[全備重量]不明
TRシリーズの集大成として開発された「TR-6」は、単体の機体を指す呼称ではなく、コアとなる機体[ウーンドウォート]を中心とした一つの兵器体系を意味するコードネームである。素体となる[ウーンドウォート]があらゆる環境で最高の性能を発揮できる様に、豊富なオプションパーツが用意されている。ティターンズがMSに求める「絶対的な勝利」という性能を具体化する為、TRシリーズが行き着いた結論が「TR-6」なのである。高速戦闘形態はティターンズ製MSの中でもトータルバランスに優れた名機「RX-110 ガブスレイ」の機体特性を模した形態である。MS・MA両形態でのバランスが良く、高水準の戦闘力を保持している。特に宇宙戦を得意とし、様々な作戦に対応できる柔軟な機体性能を有している。
[メモ]
アドバンスド・ウーンドウォートは、ガブスレイを手本にウーンドウォートを高速戦闘用に改良したもので、腹部ドラムフレームを増設するなど主幹部分にも手が入れられている。この改造によりGトップ・ファイターとGボトム・ファイターへの分離合体機構が追加され、合体状態ではMA形態にも変形可能である。また当初はアドバンスド・ウーンドウォートと呼称されていたが、後にTR-6[ハイゼンスレイⅡ]とも呼ばれるようになった。したがって両者は同一のMSであると考えてよい。
主武装はシールド機能のほかロング・ヒート・ブレードとしても使えるコンポジット・シールド・ブースターで、一般的にビーム・キャノンと呼ばれるように通常はビーム・ライフルモードで使用されることが多い。DX7の機体バリエーションは白ベースの試作カラーver.とティターンズ正式採用カラーver.の2種がある。
 試作カラー(ビーム・キャノン)  レア度★☆☆☆☆
 制式採用カラー(ビーム・キャノン)  レア度★☆☆☆☆
  試作カラー MA形態(改造品) レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]ガンダムMk-Ⅱの色調に近い試作カラーver.を使って、アドバンスド・ウーンドウォート(ハイゼンスレイⅡ)のMA形態を製作する。
      ガブスレイ同様に両肩のビーム・キャノンが使用可能。変形機構はガブスレイのものとは異なり下半身が反転して前方に伸ばすように配置される。
 EX7 真武者頑駄無 
[機体解説]
■[全高]不明/[全備重量]不明
地球へ迫る謎の小惑星の中で目覚めた巨大な鎧武者。鎧兜に身を包み、手に槍、腰に太刀、背中に薙刀、鉄砲という姿で、地球に向けて侵攻を開始する。過去に類を見ない圧倒的な力を持ち、アムロやシャア、ドモン、ヒイロ等の時代を超えて終結した英雄達を持ってしてもその快進撃を止める事はできない。宇宙空間から市街戦、雪と氷の極寒の地などその強さに場所を選ばず、ただひたすらに武器を振るうその姿は、さながら鬼神のようであった。如何なる目的で地球に侵攻するのかは謎に包まれているが、戦いを求め幾多の敵をほふり続けるその姿は戦いの意思そのものにも見えるという・・・。  
我が力欲する者よ、我が力となれ
[メモ]
真武者頑駄無はゲーム「ガンダム無双」のためにカトキハジメ氏によってデザインされたもの。紅の鎧を纏った戦国武者のいで立ちで、太刀「日輪丸」、槍「散光丸」、薙刀「電光丸」、鉄砲(火縄銃)「種子島」という独特の武具を装備する。
EX7はノーマルカラー(艶なし)のほかにパールカラー・・・いやここは螺鈿色と言うべきか
(笑)・・・がシークレットとして用意されている。だがこのシークレット、一般的には単に「パールカラーver.」としか認識されておらず、多くの人がノーマル真武者頑駄無にパールコートを施したものと思っているようなのだが、それは大きな誤りである。並べて見比べてみれば一目瞭然なのだが、手持ち武装が違うのである。ノーマルが槍「散光丸」装備なのに対し、シークレットは散光丸に加え左手に薙刀「電光丸」を構えている。他のMSに比べて人気薄なのはわかるが、なんとも勿体なく不憫な話である。
 □ 槍「散光丸」  レア度★☆☆☆☆
 □ 槍「散光丸」+薙刀「電光丸」 パールカラーver.<シークレット>  レア度★★★★
  鉄砲「種子島」(改造品)  レア度☆☆☆☆☆
  [メモ]背中に携えたもう一つの武具、「種子島」を装備させよう。「ゆくぞ、種子島・雷振!」